「失恋」泣くほど人を愛するということ

    制服姿の中高校生カップルが、仲良く歩いているのを目にすることがあります。

    その関係を、若々しく純粋なものと捉えるのか?恋の真似事や火遊びと捉えるのかによって、周囲の大人達の目線も変わることでしょう。

    特に、多感な思春期。
    性にも興味があります。
    初体験済みのカップルも少なくないでしょう。

    恋に恋をしたまま、周りが見えなくなったり、学業に手がつかなくなってしまうこともあるかもしれません。

    若いカップルを見て
    「最近の高校生は、早熟で」と苦々しく片付けてしまう大人達が大多数かもしれません。

    もし、この文章を読んでいる方が、それなりの年齢の成人だとしたらご自身の10代を思い返してみてはいかがでしょう?

    やはり
    「最近の高校生は」
    「最近の若者は」と、大人達に言われたことはあるでしょう。

    また
    「異性や恋愛」に興味を持ち始める年代。
    淡い恋のときめきや切なさで、胸をいっぱいにして青春時代を過ごした方も多いのではないでしょうか?

    大半の人は、思春期を経て成人し、少しずつ大人の恋愛を覚え、パートナーとめぐり合うために歩んで来られたのではないでしょうか?

    歩んでこられた人生の中で、大失恋をして泣き明かした人もいらっしゃるでしょう。

    色々な恋愛を経て、人生の伴侶と巡り合い家庭をもつ。
    おそらく、祖父母や両親の世代では、それが普通だったかもしれません。

    ただ、現代は恋愛のスタイルも様々です。
    逢いたいと思えばすぐに逢える環境のカップル。

    遠距離恋愛やネット恋愛では、なかなか目を見てお互いの体温を感じる距離にで過ごせない環境のカップルも多いでしょう。

    個々に、携帯、パソコンなどで、通信や連絡などのコミュニケーションツールはあっても、
    告白も別れ話もネット経由で…というのは、味気なさをかんじます。

    出逢いの場が、リアルの世界からネットの世界に広がると、確かにチャンスは広がります。

    「草食系男子」という言葉が存在するように、恋に臆病なまま成長していった人。
    それが、その方の性格であり、快適なライフスタイルであれば問題ないのかもしれません。

    ただ、若々しい恋に免疫のないまま、大人の恋愛に足を踏み入れるのは味気ないようにおもいます。

    幼い恋のときめきからの、思春期の恋、そして少しずつ成熟した恋愛へと歩むのが自然な姿のように思われます。

    10代の恋愛は、儚く散ることが大半でしょう。
    ただ、儚く散る若い恋は、若いときしかできないのです。

    もしかしたら、
    若き日に、マクドナルドで別れた恋人と
    お洒落なバーで再会して、
    「あの頃の想い出を肴に」
    お酒を酌み交わすような、大人の未来があったら素敵だと思いませんか?
    「あの頃、生意気で青くさくて、でも本当に熱い恋をしたね」と語りあえる瞬間があったら、人生に深みが増すのではないか?と思うのです。

    10代の頃の失恋は
    カッコ悪い片思いでもいい
    卒業とともに散るような恋でもいい。

    卒業写真めくった時に、当時の甘酸っぱさを思い巡らせられるようなときめきを。

    できれば、枕を濡らす夜があるような失恋も味わってほしいと思うのです。

    そして、クラス会の通知が来た時に、大人の笑顔で参加できるような人生を歩んでもらいたいと願います。

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